google-site-verification: google352095ad40f9714e.html

Architecture

  01. Annex H   
  02. Mikawa Art Center  
  03. Green Field Edge         
  04. Hut Y  
  05. Clinic S (unbuild)    
  06. Annex F     
  07. Village H(unbuild)
  08. Village UM  
  09. Farm O(2023-) 
  10. Museum H Entrance(2024-)
  11. Building T(2024-)

Furniture

  12. L’animale
  13. K Museum’s Chair

Exhibition Space
 
  14. Group Show TMAM 2020 
  15. The Tale of Architecture     
  16. alternative greenhouse
  17. Assembridge Nagoya
  18. Group Show N/BFMA+
  19. iichiko design at KHM
  20. be/behave/become(2023-)
  21. exhibition SO (2024-)
 
  22. Architecture for guidance (2024-)

Fieldwork
 
  23. alternative greenhouse
  24. Signs of Mobility 
  25. Constructing Assembly  
  26. Material Fieldwork in Okazaki  
  27. N Olympic Research Collective

Assemble
 
  27. be/behave/become(2023-) 
  28. Material Learning Farm(2023-)  
  29. Parallel Sessions 2021
  30. Parallel Projections 2019
  31. Aichi Triennale 2019  
  32. N Olympic Research
  33. Art Play Ground      
  34. IAMAS Community Archive
  35. Rehearsal T/N  
  36. Okazaki Design Chalet

Text / Books
 
  37. Assembly that creates an entrance for viewing  
  38. Windouw Research Institute 
  39. KenchikuTouron2022  
  40AP Kyoto
  41. Urban Theory of Pandemic  
  42Pararell Sessions 2021  
  43. Flagmental Image Game  
  44. Retro typing
  45. Architects of the Year    
  46. Tokyo Kenchiku Collection
  47. master’s thesis    

Previous works

  48. Eagle Woods House
  49. Make Alternative Space
  50. Calavan of MA-DO


Mark

  


Signs of Mobility 

- 日常の「移動」空間にあるシンボルたちとそのランドスケープ -


SIGNS OF MOBILITY - 日常の「移動」空間にあるシンボルたちとそのランドスケープ -



00. フィールドワークの目的|リアルに「みる」こと

今回、夏頃からはじまる展示の会場構成を担当することになり、地下鉄広告を展示物として扱うことから、名古屋市営地下鉄の駅構内を見てまわるようになった。
そのうちに実際に利用者の広告に対しての視線、歩行、距離などリアルな状態を観察するのはどうか、と考えるようになった。
64箇所の広告が点在している名古屋市営地下鉄の駅構内空間で、広告という対象に限らず、交通の空間に存在するモノや象徴的な意匠、設えなどシンボルたちを捉えることはできないか。その結果を会場構成として展示空間にフィードバックし、リアルに「みる」状態を再現する。

RECRUIT |メンバーの募集


内容:都市の中にある「対象」の実測、スケッチ、撮影をはじめ、分析を含めたアシスタント

期間:5/17-23、6/21-27の2ターム

募集定員:1〜2名 
→ 学生に限らず、広く募集します。(単なる手を増やす材としてではなく、その後も共に学ぶ機会を作り、意識的に「設計」について知を吸収いただける方、歓迎です)


連絡はこちらへ d.katsuragawa※aa-dk.jp ※→@にしてご連絡ください




01. 「みる」ことへの導入|視線と目線

リアルに「みる」という行為を慎重に考えてみたい。その例として視線と目線がわかりやすい。どちらもよく使う用語だが、並べて比べると、違いを考えることはこれまでなかった。視線は「目で見ている方向」という使い慣れた言葉である。一方、目線には「目で見ている方向」という意味に加えて、「ある立場における、ものの考え方」という意味合いを持っている。つまり同じ視界の中でも、考え方や行為によってその見え方は全く異なる。観察者として、客観的に日常の人の視線でリアルに「みる」こと。

実際の建築設計においても同様に「視線と目線」のテーマに敏感になりたい。



02. フィールドワーク|広告をみる状況を測定し観察する



普段、誰もが交通空間で広告をみるとき意識するというよりも、考え事をしながら目に偶然入ったり、車窓からいきなり現れたり、広告物の存在を無意識に感じている。みる状況も、歩きながらだったり話しながら、スマホを見ながら、など様々である。


本展では、そもそも建築物というよりは都市空間に近い地下鉄駅構内のリアルな観察の方法として、64ヶ所ある広告位置に対し、20ヶ所程度でフィールドノートを描き、実測やスケッチによって空間を測ることを試みた。


本展での観察の骨子として、「歩行」と「視線」を掲げ、観察する要素をチェックリストとしてフォーマット化し、必ず確認するようにした。





03. スタディ|駅構内空間での観察を構造化する

普段、広告をみるリアルな状況を測定し、制度・制約を超えた構造を記録する。

サインによって縮められる通路幅など、使っていく中でこの土木空間に制約や更新がみることができる。このちぐはぐな施しによって出来上がってしまった構造のモデル化を試みた。



拙い情報になってしまいますが、過去にAIJ主催のパラレルプロジェクション「メディアプラクティス」で紹介したページ過去のリサーチプロジェクトなど参考にしていただければ、幸いです。引き続き、このテーマについて深く考えていく試みを持続できればと考えています。